京都祇園祭「疫神社夏越祭」

京都の祇園祭も本日7月31日をもって終了します。
祇園祭最後の神事となるのが、八坂神社境内で行われる
「疫神社夏越祭」です。
祇園祭の粽(ちまき)の由来は、疫病から逃れられるとして、
蘇民将来(そみんしょうらい)が、素戔嗚尊(すさのおうのみこと)から
茅の輪を授かったことが粽の由来とされています。
その茅の輪にちなんで、疫神社の鳥居に人が通れるくらいの大きな茅の輪
(高さ2メートル)を作って無病息災を祈り、茅の輪をくぐって
「蘇民将来子孫也」の護符を授かるというのがこの神事です。
また、祇園祭が無事終了した事も神前にお伝えします。
境内にある疫神社には、この蘇民将来を祀っています。
言えば、素戔嗚尊と蘇民将来はすぐ近くにいらっしゃるということです。
この「疫神社夏越祭」は、午前10時から15時まで行われています。
今年の祇園祭は、あまり天候に恵まれませんでした。
特に宵山はゲリラ豪雨があったりしましたが、巡行の日は梅雨も明け、
晴天の下で行われたのが何よりでした。
関係者の皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございました。
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| 京都の祭 | 11:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑